本 「アナザーフェイス」 (勝手にキャスティング付き)

堂場瞬一著。

主人公のテツは、学生時代に演劇をかじった警察官。
小学生の優斗と2人暮らし。

刑事として活躍していた時もあったようだけど、妻を亡くしたあとは、定時で上がれる部署に移り、なんとか主夫業もこなしている。
聖子さん(妻の母)の手助けも借りつつ。

テツの、人とは違った才能を信じる元上司は、そんなテツの日々にカツを入れるために、誘拐事件の応援を指示する。

小学生の男の子を誘拐された銀行員、内海。
憔悴しきった母親。
その二人を慰め、落ち着かせるテツ。
人を警戒させないのは、彼の強み。

銀行員との信頼関係を築き、無事戻ってきた貴也にも少しづつ近づき、犯人逮捕に全力を尽くす。

誘拐事件は割に合わない。
企てるほど、成功率は低い。

なのにこの誘拐事件は、1億円をまんまと取られている。
無事に両親のもとに戻ってきたとはいえ、傷ついている貴也の心。
怯えた表情の貴也の母親。
勤務している銀行から1億円出してもらった内海は、家族を守りつつ、テツを居心地悪くさせる雰囲気を持つ。

なにか。
なにかが、違う。

テツの、刑事としての周到ぶりと、閃き・勘。
少しづつ、犯人に近づいていく。

決してすっきりした犯人捜しではない。
清々しさは残さない。

でも、人を落ち着かせる特質を持っているテツの視点を持って進んでいくからか?
それとも、人間の、多かれ少なかれ、闇の部分は誰もが持っていることを、知っているからか?
イヤな気持ちを残さない。

自分は、せめて自分は正しく生きよう、と。

テツが、上司にもらった、優斗のお気に入りシュークリームを持って優斗を迎えに行く時、刑事から父親に顔が変わる。

犯人のアナザーフェイス、テツのアナザーフェイス。
人は、いろんな顔を持つ。

<勝手にキャスティング>

テツ - 30代のなかなかのイケメンで刑事のテツは、最近結婚を発表した徳重聡ではいかがでしょう。高校生の同級生と結婚。なんか一途な感じが(あいだ、別れている期間もあったそうですが…)、亡くなった奥さんを思い出してしんみりするテツに重なります。

柴 - ずんぐりむっくり瞬間湯沸かし器的にアツい刑事の柴は、カンニング竹山だと…。芸なさすぎ?

森嶋 ‐ まだ下っ端刑事で、なにかとネガティブな森嶋は、キスマイの玉森。仕事中にガールフレンドからの電話攻めにあい、仕事やる気なさそうにして、いいところ取られるとふくれっ面をする、うん、ピタシ。

内海 - 銀行員で子供を誘拐された内海は、ミッチー、及川光博…、も芸なさすぎかなぁ?

内海妻 ‐ 神経質で暗い雰囲気を醸し出すのは、上野樹里。

優斗と貴也には、福くんと、加藤清史郎くんか。
あ、清史郎くんももう中学生か。
じゃぁ、その弟くんで。


文春文庫。




アナザーフェイス (文春文庫)
文藝春秋
2010-07-09
堂場 瞬一

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