追悼 : ロビン・ウィリアムズ

昨日の俳優ロビン・ウィリアムズが自殺、のニュースにただただ驚くばかり。

午前中のワイドショーで「たった今、入ってきたばかり」と読み上げるキャスター(タレントだったかもしれないけど)。
最近は映画事情にはとんと疎くなってしまったけれど、「速報」で取り扱われるのにも、実は意外と感じてしまった。

映画を週に2本、3本と観ていた頃のわたしにとっては、ロビン・ウィリアムズは大好きな俳優の一人。
しかもイケメン枠でなく、演技力の幅の広さ、インタビューなどで見る人間性の良さ、深さ。

わたしにとっては思い入れのある俳優の一人ではある。
なので、自殺のニュース自体に驚いた。

でも、既に60歳を過ぎたおじさん俳優。
最近のヒット作があるわけでもなく、決して華やかな俳優でもない。
その午前中のワイドショーでの速報ぶりは、マイケル・ジャクソンや、ホイットニー・ヒューストンが死んだ時と同じような取り扱いにも驚いた。

その後、じわじわ、っとわたしに押し寄せる喪失感。
身近な人物ではないのに、なんでしょう、この内なるところからくる悲しみ。

わたしだけではなかった。

オバマ大統領が、彼の死の報を聞いてすぐに出した哀悼の意。
彼が居を構えるサンフランシスコ市の長の哀悼の意。

彼の偉大さを、思い知る。


なんと言っても、アラジンのジーニー!
声優ロビン。
本人姿なし、だけど、変幻自在のジーニーは、ロビン・ウィリアムズの魅力を最大に現していた。
テキサス、キングスヴィル(な、懐かしい…)で、字幕なしで理解できた(と思えた)映画のひとつとしても思いで深い、かつ今でもTDSで身近に感じることの出来る映画。

つい最近、TDSでジーニーに会ってきたこともあって、大代表作と思う映画。

変幻自在、の流れで言うと、グッドモーニングベトナム。
ベトナム戦争を舞台にしたハッピー素材の映画ではないながら、そこに笑いを喜劇をもたらした。
ロビンのはじけるギャグ、上司に怒られた時の照れくさそうな笑顔。
オトナなのに、純粋な心を持った役をほんとうに上手に演じることができる人。

これまた、ハワイからの帰国便で、観るともなしに個人モニターで流していた映画なので、余計に悲しい。

純粋な心、つながりだと、いまを生きる。
生徒たちの、若々しい緑芽な純粋さを目立たせる渋い先生役だったけれど、その生徒たちを導くのに持っていた純粋さ。
生徒を惹き付ける魅力さと、厳格な学校で求められる指導者の、アンバランスさを絶妙に演じていた。

ミセスダウトは、何度観ても、剥がれたマスクが部屋の窓から飛び出して、車にペチャンコにされちゃうシーンは、大笑いだった。
腹を抱えて笑う、文字通りの映画ってあるんだよなー、と繰り返し見た。

あぁ、でもほんとうに大好きだった映画は、「フィッシャー・キング」だ!
自分をナイト(騎士)と信じて夜な夜な街に繰り出すロビン。
夢を、将来の夢ではなく、自分の夢の世界を追う姿は、「オトナになれないわたし」を投影してた。
且つ、今のわたしを形成した映画のひとつに違いない。


溢れる思いが。


この先、彼の偉大な功績がいくつかのワイドショーで取り上げられるに違いない。
それを観て、わたしの思い出が塗り替えられるような気がする。
悪い方に塗り替えられるのではないと思うけれど、ただ、今、素のわたしのロビンへの想いをしたためたかったので、それらを観る前に一気書きしました。

なので、映画のタイトル、内容等、記憶間違いがあるかもしれませんが、あしからず。


合掌、ロビン・ウィリアムズ。



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この記事へのコメント

2014年08月13日 21:49
こんばんは。

昨日はこの訃報が舞い込みショックでした。
コメディーからシリアスな演技に至るまで、
見事に演じる素敵な方でしたね。

拙ブログにトラックバックさせて戴きました。
またよろしくお願いいたします。
2014年08月13日 23:50
コメントありがとうございます。
ロビン・ウィリアムズの映画、ひとつづつ見直してみたくなりました。

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