本 「捨て色」

玉岡かおる著。

以前読んだことのある、玉岡かおるの本は、甘酸っぱい気恥ずかしい青春小説。
(「なみだ蟹のムーンライト・チアーズ」・「夢食い魚のブルー・グッバイ」 )

今回短編集。
すべて“色”にまつわるお話。

既に読んでる2冊と違って、こちらはシニカルで、心が痛い感じ。

いろんなカップルが出てくるけれど、カップルのハッピーエンドではない。

大好きだけど、振り回されている感を感じている奈々子。(浅葱色の海を見ている)
“付き合っている”つもりだった彼が見ているのは親友の地味な子だった、と知る水絵。(捨て色)
ちょっと素直になればステキなBFになったのに意地を張ったばかりにひとりぼっちになった未沙。(エンジェルピンクは色褪せない)
仲の良い同僚の結婚式で知り合って付き合い始めた誰もがうらやむほどステキな人が忘れられない相手は、新郎だったと知るかずみ。(似紫を待たないで)
おしゃれで活動的、と思っていたルームメートの、虚栄心と裏切りに呆然とした奏。(週末のバーミリオン)
綿密に、明るく、フッた男への復讐劇を果たした小弓。(エバー・グリーンの掌の上で)

最後に、ちょっとぞっとさせる一人芝居を続けているわかば。(からくれなゐに)

ジョシは強くて、怖い。
あらためて思う。


角川文庫。






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