本 「永遠の0」

百田尚樹著。

映画が大ヒット。
百田尚樹もいろいろ脚光。

流行りモノをちょっと時期、ずらして読む。

600ページの近くの文庫本の重量感は、紙の重さより、中味のほうが重い。
戦争だもの。
重くて、悲しくて、辛い。

どのページも。
どのセリフも。

健太郎とその姉が追っている、血の繋がっていた祖父の物語。
祖父、宮部を中心とした話ではあるけれど、たくさんの人の物語が詰まっている。

戦争さえなければ…の人生。

電車の中で涙をこらえる。
こらえきれずに何度もまばたきをして涙を乾かそうとする。

最後の50ページくらいは、お風呂の中で。
号泣。

涙や、陳腐な感想やはいらない。
読みたい人が読んで、感じて。


言うのは憚れるけれど、感じたこと…。

軍国主義の中で“無駄に”死んでいった被害者、犠牲者を際立たせるように、軍人?が無能であることを何度も訴える。
事実なんだろう、と思う。
でも、その人たちにも家族はいた。
その軍人は確かに非道ではあったかもしれないけれど、その家族への愛や、家族がその人を慈しんでいる事実もあったのでは…。

と思うと、物語は多面からみなくてはいけないな、と思う。

映画では宮部を岡田准一。
生に対しての執着を演じる無骨な男を上手に演じているんだろう。
でも、細かい描写を小説で読むとちょっと違う、かな。

誰だろう…。

うん。
戦争の惨さに気持ち落ち込むより、エンターティメントな部分を楽しんでもいいでしょう?

ほんとに、ほんとに悲しくて。
足元を掬われて、悪いほうにひきづられそうな物語なんだもの…。


講談社文庫。




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