本 「私のワイン畑」
玉村豊男著。
お酒好きの著者。
仕事をしながらの飲酒。
強いお酒を2杯、3杯、と。
42歳で吐血(きゃー)、肝炎を患って、好きだったウォッカやラム酒の痛飲はやめた。
そこで、ワイン登場。
どのお食事にあい、寝しなにゆっくり赤ワインを楽しむ嗜好に。
ちょうどその頃、長野県の土地を買って、閃いたのが。
この畑で、ワイン用のブドウを育てることはできないだろうか?
自分で作ったブドウ、そのブドウがワインとなって、老後の日々を過ごすことを、閃きと幻影?
畑を耕し、苗を植え、天候にやきもきし、虫に泣き、実が出来たことに小躍りする。
その様子を、日記というほど頻繁ではないけれど、記録として書かれたもの。
わたしも疑似体験。
すごいのは、「ワインを作ろう」と思って土地を買ったのではなく。
土地を買ったら、ワインが作りたくなった。
そこからのパワーがスゴイ。
もちろん人脈や、コネや、「本にする」という仕事も加味されて、一般の人が同じような夢をかなえるのは、もっともっと難しいんじゃないかな、と思いはするんだけれど、それでも素人の“農民”がそれなりの“農民”になっていくところはスゴイ。
ブドウを作るまでに、辛いことや、失敗や、後悔することや、いろいろ経験するけれど、ある程度の達観、ケセラセラ的な考え、は、楽に生きていくために必要なこと。
そして、まずは挑戦、まずは歩き出してみること、が大切。
玉村さんは、そこそこ満足な質と量のワインを作るには10年計画をたてていた。
この本では、最初の2年? 3年を描いている。
まだまだの質だけれど、自分が育てたブドウでワインを作るところまで。
それからもう、20年経っているのかな。
いったい、どんなワインができているのか、わたし自身は本を読むだけで、畑も耕してないし、なんの苦労もしていないけれど、最初の数年を疑似体験したことで、その味を想像するだけで楽しい。
中公文庫。
お酒好きの著者。
仕事をしながらの飲酒。
強いお酒を2杯、3杯、と。
42歳で吐血(きゃー)、肝炎を患って、好きだったウォッカやラム酒の痛飲はやめた。
そこで、ワイン登場。
どのお食事にあい、寝しなにゆっくり赤ワインを楽しむ嗜好に。
ちょうどその頃、長野県の土地を買って、閃いたのが。
この畑で、ワイン用のブドウを育てることはできないだろうか?
自分で作ったブドウ、そのブドウがワインとなって、老後の日々を過ごすことを、閃きと幻影?
畑を耕し、苗を植え、天候にやきもきし、虫に泣き、実が出来たことに小躍りする。
その様子を、日記というほど頻繁ではないけれど、記録として書かれたもの。
わたしも疑似体験。
すごいのは、「ワインを作ろう」と思って土地を買ったのではなく。
土地を買ったら、ワインが作りたくなった。
そこからのパワーがスゴイ。
もちろん人脈や、コネや、「本にする」という仕事も加味されて、一般の人が同じような夢をかなえるのは、もっともっと難しいんじゃないかな、と思いはするんだけれど、それでも素人の“農民”がそれなりの“農民”になっていくところはスゴイ。
ブドウを作るまでに、辛いことや、失敗や、後悔することや、いろいろ経験するけれど、ある程度の達観、ケセラセラ的な考え、は、楽に生きていくために必要なこと。
そして、まずは挑戦、まずは歩き出してみること、が大切。
玉村さんは、そこそこ満足な質と量のワインを作るには10年計画をたてていた。
この本では、最初の2年? 3年を描いている。
まだまだの質だけれど、自分が育てたブドウでワインを作るところまで。
それからもう、20年経っているのかな。
いったい、どんなワインができているのか、わたし自身は本を読むだけで、畑も耕してないし、なんの苦労もしていないけれど、最初の数年を疑似体験したことで、その味を想像するだけで楽しい。
中公文庫。
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