やっぱり、浅田真央ちゃん。 - ソチオリンピック女子フィギュア

「取り返しのつかないことをしたんだな」

ソチオリンピック女子フィギュアフリーを滑り終わった後、真央ちゃんインタビューに出てきたセリフ。
前日のショートが終わった時に、そう思った、と。

取り返しのつかないこと。
それは、自分が金メダルを取れないこと、なのか、日本中の期待を裏切ってしまったと思ったこと、なのか。
いずれにしても満足のいかない滑りの茫然自失の中、そのセリフが頭の中にリフレインしていたんだろう。

ショートが終わった直後のコメントは、確か「なんだかわからない」。
その時の気持ちを言葉にするのはこれが精いっぱいだったんだろう。

世の中は、真央ちゃんみたいな一流な人、たくさんの注目を浴びる人、ばかりじゃない。
つまりわたし、みたいなぼーんじん、で、そういうわたしは「取り返しのつかないこと」ってあるだろうか?

生きてく中でたくさんの失敗はあるけれど(ある! たっくさん!)、たいていが、取り返しのつくこと…だったりする。
その失敗は、自分の中で昇華、解決することばかりだから、「ま、いっか」とか「次頑張ろ!」で、転換できる。

そう考えると、ほんとに真央ちゃんはどんなプレッシャーの中で、あのショートを、あのフリーを滑ったんだろう。
どっちもプレッシャー。

ショートは、プレッシャーからの失敗?
練習でできていることが、できない。
いつもなら失敗したあと立ち直せることが、できない。

心が弱いからじゃない。
だって、心が弱かったら、あんなフリー滑れる?

前日の失敗。
自暴自棄にだってなれる。
だけど、あのフリーのノーミスのジャンプの数々、演技、完璧な滑り。
それを成し遂げることができる真央ちゃんは、心なんか弱くない。

オリンピック。
一流の人だけが知ることのできる、魔物のいる場所?

フリーを滑り終わった後に、真央ちゃんは天を仰いだ。
涙。
みんながその涙の理由を問うた。
真央ちゃんは誠意を込めて答えているけれど、きっと言葉にできる理由だけじゃない。
いろんな思いが巡り巡った上の、涙に違いない。

あー、でも、悲しいだけ、悔しいだけ、の涙じゃなくて、本当に良かった。

4年前は、あんなに頑張って、あんなにみんなを感動させてくれたのに、悔し涙に暮れていたから。
見ていても、苦しくて辛かったから。

4年、経ったんだねぇ。(バンクーバーの時の真央ちゃん話はこちら

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック