バレンタイン・デー物語 (The latter of the 1980's)

わたしもオンナノコだからして、バレンタイン・デーの、「くふ」的な思い出もあるけれど、こんなことあったなぁ、とひとつ思い出したので、昔むかし話を。

西武新宿にある、PePeのエレベーター。
わたしは、お友達との待ち合わせだったかな。

エレベーターに、ワゴン押して乗ってきた人。
ワゴンはサテン生地のカバーがされていて、なにを積んでいたかはわからなかった。

二人きりの、すごく短い時間。
そしたら、その人が、「これ、どうぞ」と、そのワゴンの中からひとつ、ラッピングされたものを手渡してくれた。

「え?」
「バレンタインのチョコレート、売れ残りですけど、おすそ分け」

「ありがとうございます」
戸惑いながらもわたしは受け取って、その人は降りていってしまった。

まだ、バブルの時代。
“義理チョコ”も定着していなかった。
たぶん。

14日の夜だったんだろう。
わたしは、付き合っている人も、片思いの人もいなかった。
バレンタイン・デーからは離れたところにいたのに、チョコレートがもらえたこと、嬉しかった。

“義理チョコ”って、言葉に定義されてしまうとなんだか味気ないけど、ちょっとしたものをみんなであげて、もらって、ハッピーになれるなら、それはそれで、バレンタイン・デーとして成り立っているんじゃないかな。

ほんとに昔むかしのお話なのに、ほんわか暖かい気持ちになれたことを、今、思い出してみて、暖かい気持ちになれる。
個人的には、もっと、胸キュン(?)バレンタイン・デー物語を持っているけれど、これはこれで、いいかな、と思ったりして。




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