息苦しい… & 映画 「悪人」

悪人なんていない。

悪人に見える人も、立場が変われば、気持ちの優しい善人かもしれない。
加害者側を追うレポーターやカメラマンには、養う家族がいて良いお父さんかもしれない。
派手に遊んで、自業自得で殺されたと見える女性は、親から見ればいつまでも可愛い子供なのだ。
そして、殺人を犯した人は、子供の頃の体験に心の傷を負う、心優しい青年なのだ。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

映画を観るまでの経緯も、観た映画の印象を変えるよね。
今回は、NOKからのお誘い。
え~、邦画~? が、正直な感想。
でも、わたしの生きていく中でのポリシー、「ノーと言わない」はここでも発揮、実践。返事は、「うん、行く」。

前日の予約は、新宿は一杯だったらしく、六本木も前の席しか取れなかったと連絡が来た。
さすが、ミーハー日本人。ショー取りムービーは、集客にずいぶんと役に立っているのね。
当然、わたしもその中の一人なんだけど。

遅いお昼だったので、19時前に始まる映画の時にはそんなにお腹すいていなかったけど、NOKが「ジョエル・ロブション」でサンドウィッチ買う、っていうから。「じゃぁ、わたしも買う~」
粒コショウのついたなんちゃらチーズとハムがはさんであるミニバケットサンド。

席は前から三番目。字幕を追う洋画ではないから、そんなに苦ではない距離。
飲み物は、赤ワイン~。だって、チーズだよ、ハムだよ。ワインに決まっとぉ。
そして、サンドウィッチをパク。「おいひぃ!」バケットは見た目、持った目より、軽くいただけて、香ばしくて、うまうまだった。

映画鑑賞、スタートは上出来。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ネタばれはしないつもりだけど。

とても、苦しかった。つらかった。悲しかった。

ほとんどずっと泣いていたんだけど、わたし。最初の涙は、深津絵里演じるミツヨが、「わたしは本気でメール打ったんだよ。ダサいよね」って、ポツリと言った瞬間。じわーっと、涙。そう、誰もが、誰かに出会いたい。でも、格好つけてそんなこと言わない。それを正直に言ったミツヨが、切なかった。

ミツヨの気持ちが痛いほどわかる。
でも、わたしがミツヨだったら、結末はどうする? 何かを決められる?
灯台から見える海は広くて、青くて、どこかにいけそうで…。わたしだったら。
自分で結末を選ばなければいけなかったら…。飛び込むしかない、って思ってた。

「大切な人がいることが大切」って、映画は終わった。
なんとなく、みんな形は違うけれども、生きていけるんだ、って信じられる気がした。

この映画の中で唯一“悪人”として描かれているとわたしは思っちゃった岡田将生は…しばらく受け付けない気がする。ヒドイ奴にしか見えない。…
当然ながら深津絵里の、ノーメーク・体当たり演技はすばらしかった。
加えて、妻夫木聡が、ほんと、イケてないオーラを出していて、すごいなぁと思った。ほんと、誰か殺しているかと思ったよ。

邦画なんて、DVDでいいじゃん、って思っていたけど、映画館で、始まって10分くらいから、最後まで緊張し続けて見ることができて、良かった。いっぱい、泣けた。

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